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日本電子計算の報告

[内山] 日本電子計算の内山と申します。よろしくお願い致します。私どもは図書館パッケージの商品としてLINUSを販売していますが現商品のLINUSNCを平成10年につくりました。そのときに採用しましたのが検索エンジンとしてインフォコム社のオープンテキストというのを使わせていただいたのですがそのご縁がありまして、インフォコム社さん当時は日商岩井インフォコムという形でしたが、と付き合わせていただいてそちらの方からZ39.50という観点で仕事を取り組むようになりました。具体的には平成11年だったと思いますが、大阪国際女子大学さんの先生がお持ちの沖縄の資料データベースというものを、こちら私どものユーザーさんなんですがopacから連携するという形で大阪国際女子大学さんの方でZ39.50のサーバーをインフォコムさんにたちあげていただいて、私どもから書誌情報を流すということが始まりです。それ以降ユーザーさんとしては秋田大学さん、京都産業大学さん、金沢工業大学さん、最近では宇都宮大学さんにインフォコムさんの製品でありますグローバルファインダーというのがありますがそちらを利用さしていただいて業務システムとの連携という形でZ39.50のサイトを立ち上げさせて頂いています。現状そういったところでして、今年度も予算さえつけばZ39.50をたちあげたいという潜在的なユーザーさんもかなりいらっしゃるのですが、そういった状況の中で各社メーカーさんの方で作られるという話もありますので私どもがやっているものと、これから作られていこうとしていくものがどのように違うのかということと、それを連携して日本国内でZ39.50という切り口からさらなる検索と主眼として図書館間の標準化、業務の標準化までいくかどうかはわかりませんが、できるだけ標準化を考えた形での図書館間の連携にお手伝い出来ればいいなと思いまして本日は参加させていただきました。

[入江] ありがとうございました。運営委員をやっている紀伊國屋の加茂さんの方からお願い致します。


紀伊國屋の報告

[加茂] 紀伊國屋書店の加茂と申します。よろしくお願い致します。

今回運営委員なんてハメになってしまいまして、入江さんと呑んでる席でいつのまにか引きづりこまれたんですが、参加させていただきました。私たち紀伊國屋書店はご承知のとおり本やでございますが、OCLCの代理店をやらせていただいていることもございますし、図書館システムの販売させていただいているということもありまして、色んな面から図書館システムあるいはZ39.50というところには顔を出しています。今一番力を注いでいますのが、今日はいらっしゃいませんでしたが新日鉄ソリューションがつくってIBMが販売しているLVZというシステムがございまして、この中でZ39.50も実装するということで一生懸命やっております。この製品の中にZ39.50をとりこもうと思ったのは一番の目的というのは日本の図書館界の標準化、標準なプロトコルで検索できるようにしようと、そういったものがこれからの図書館システムには必要であろうということで始めました。今回のこの研究会は私にとって嬉しい会で、しかも普通ではなかなか集まらないいろんなメーカーさんが集まっていると非常に面白いことだと思いますので、それぞれの企業秘密はあるかと思いますが、出来る限りお出しいただいて討論できればなぁと思っております。

先ほどOCLCの代理店をうちがやってますという話がありましたが、文字コードの標準化という話も当然でてくる訳でありますが、今回この会のことを社内で話していましたら、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、うちは今昔文字鏡というものを扱っていまして、ある意味ユニコードとは逆行するんですが宣伝してこいといわれましたので付け加えさせて頂きます。面白い会だと思いますので是非すすめていきたいと思っています。

[入江] ありがとうございました。今昔文字鏡のところは省いて頂いて(笑)つづきまして、平和情報センターの沓沢さんよりお願いしたいと思います。平和情報センター、知ってらっしゃると思いますが僕の出てきた会社でありまして、沓沢さんは図書館界ではベストセラーのソフトであったハピネスを書かれた方です。お願いします。


平和情報センターの報告

[沓沢] 平和情報センターの沓沢と申します。並み居るメーカーさんと並べられると恐縮しているのですがハピネスという日本語の形態基礎解析というソフトなんですが、これをNIIさんを初めとして数多く使って頂いています。私、これをメインフレーム時代から通算ほぼ20年近く終始一貫やっているという、もちろんそれだけじゃないんですが、本当はもう世代交代しないと困るんですが逆に誰も手を出してくれないので困っているところもあります。

このハピネスですが今年の4月にUCS対応ということの最新バージョンを出しました。やはりお使いいただいているところが、図書館向けということでは決してなかったのですが、どうしても図書館さんの方にご利用が高いということでNIIさんのCATPなどになってこ、やはりどうしてもこれに対応していかなければならないなということになりました。

メインフレーム時代からオープン系にかわって、同じようなソフトをやっているのですが、ハピネスと同時に今オープン系の方でテキストナビゲーターというものも合わせて出しております。これはスタンドアローンパッケージではなくて検索のエンジンだけという部品製品です。Z39.50の話がここ数年高まってきている中で、検索エンジンとしてZ39.50に対してどういう役割を担えばいいのかなぁということが、ちょっと見えてないところがありまして、弱小のソフトメーカですから研究資金も乏しいもので遅々たる歩みしか行けないわけですが相当たるみなさんの集まっている中でその方向性を聞かせて頂いて部品としての役割を見極めていきたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

[入江] ありがとうございました。日本語とか中国語とかは文字コードの問題が最終的にはきいてくると思いますので、今回お願いして参加していただいています。またご協力お願いすると思いますのでよろしくお願いします。運営委員をやっていただいています丸善の佐藤さんにお願いします。佐藤さんはKOSMOSUにするときにUSMARCフォーマット化という話のときに、僕らと一緒に論議してくれた方で、タグ4バイトを主張したのが佐藤さんなんですけれどこれが良かったかどうか未だに疑問なんですがよろしくお願いいたします。


丸善の報告

[佐藤]丸善の佐藤でございます。お世話になっております。

私どもの会社はこの会のところでは違った立場のことをお話しなければならないということがありまして今日は3点ほどお話させて頂きたいと思います。まず1点は今お話ありましたようにRLGという米国のNonprofit Organizationの書誌ユーティリティの代理店としての丸善の立場がございます。ちょっとここの話を簡単にエピソード的にお話させて頂きたいと思います。なぜRLGに関わるようになったかということが一つありまして、UTLASというカナダのトロント大学が開発しました書誌ユーティリティを事情がありまして、このシステム自体が閉鎖になるということで今から4年くらい前にビジネスを継続するための要素といいますか次のことを考えなければならないという問題がありまして、RLGという名前は前から情報としては入っておりましたのでお話したときに非常に厳しい答えが返ってきました。それはZ39.50しかないということでした。RLINに接続するためには専用線ひいてというような話ではなくて基本的はインターネットを経由したZ39.50しかないと言われました。あの当時、日本国内でZ39.50の日本語の文献というと図書館情報大学の安西先生のホームページくらいしかなかったのではないかと思います。技術的な側面からいろいろ調べなければならないという状況で、それでも足りなくてANSIの標準の仕様書を手に入れてそれを読みくだきながらという作業になりまして、私どものパートナーであります日本コンパック旧DECですが、ここと連携する形でクライアントを初めて実装しました。それが今の私どもとRLGとの関係で商品としてはZ39.50gatewaycatという形で私どものホストを経由してRLGのZEPHYRサーバーに接続するというようなルートを確立したという形です。このシステムはコンパックさんと一緒にやったときにBERという非常に難しい実装がありまして、そこは我々ではとても手が出ないということで、そういったプロトコル的なところはコンパックさん、MARCとか検索エンジンといったところは私どもという分業体制で何とか稼働にこぎつけたという感じです。これをやっててZ39.50のクライアントができて自分でテストしてて面白くて仕方なくて、その当時LCのページをみるとターゲットのコンフィグレーションがあちこちに沢山あがっている訳です。順番に接続していってここはこの機能が使えないですとかメルビルはちゃんと動くとか半年くらいやっていてこの世界はとんでもない世界になるぞと個人的に感じたという部分です。今後この会のところでは極力RLGのZEPHYRを開発した女性とのお話を、個人的にメールをやりとりすることもありますので、そういったところから何か情報をご提供できることがあればきっと彼女も喜ぶと思いますので情報提供していきたいと思います。

もう一つ私ども図書館システムベンダーとしての丸善の顔も持っておりまして、Calis、CARINといった図書館パッケージシステムを販売しております。Z39.50につきましてはCalisもCARINについてもやっとターゲットを立ち上げるような状況になってきておりまして今後徐々に導入されるところもあるのではないかと考えております。慶應義塾さんもCALISユーザーですけれども慶應のCALISは最初からZ39.50を睨んでレコードシンタックスを考えたというのが正解かもしれないので、うまく世界の図書館と競業してくれればいいなぁと感じております。

3点目。もう一つ本やとしての丸善のZ39.50の関わりがあります。実は私どもKnowledge workerという、ちょっと宣伝が入ってしまって申し訳ないんですけれども、システムがございまして、このシステムがもう既にZ39.50ターゲットのインターフェースをもっております。これは私どもの商品情報をZ39.50で検索していただけるような仕組みになっておりまして某ECサイトへのASPにZ39.50の実装を使っております。検索というところのインターフェースだけを提供している部分です。と言う形で徐々に社内のシステム的には多方面のZ39.50の取り組みというのが有るわけですが、いろいろな問題点を感じる部分、自分も図書館システムを作っていたということで入江さんとは波長が合う部分がかなりありまして、一種の危機感を感じている部分もあります。個人的にはそういう部分で何か答えがこの会の中で出るのであれば、すごく安心できるなぁというふうに考えております。よろしくお願い致します。

[入江] ありがとうございました。多分なんですが、KOSMOSの次のシステムを考えたときにオープンリソースをどううまく使うかが一番大きな問題になると思っていて、ISIから資料が行っていると思いますが、これはISIがWeb of Scienceを検索した後にOpacにリンクする機能がついていまして、Holding情報を出すところですが、INNOPACはすごくきれいにスクリプトが書けるのですが,OPACも含めて他のデータベースとうまくリンクするという考え方が当たり前なのですが、なかなかうまくできていないところもありますので、そういった流れの中でZ39.50みたいなものがもっとうまく打ち出てくるのかなぁと思っています。それでISIに今いる金子さんは2月まで慶應にいた方なので話がでてきました。ご参考下さい。OPACがそれぞれインターフェースを持っていて苦労されているそうです。他とのインターフェースを合わせるという意味での標準化は大事だと思っているのでご協力下さい。

[佐藤] ISIについてご存じかとは思うのですが簡単に補足させていただきます。Web of Scienceという商品を開発しておりまして、いわゆる引用データベース、学術論文の引用をクロスレファレンス出来るようなシステムになっているのですけれども、最近Web系の商品と我々呼んでいるのですが、こういったものは最後の文献つまり一次資料にたどり着くためのindexを提供しているわけですけれどもシステム的なインターフェースが大学のOPACとの接続、その雑誌を所蔵しているのかとか、どこから文献複写が得られるのかというところの部分でopacとのリンクが海外では増えてきています。そのために使うのがパッケージ毎の標準のCGIのインターフェースでそのインターフェースをWeb of Scienceの中に埋め込んでやるとエンドユーザーはクリックすると自分の図書館の雑誌検索の画面、所蔵表示の画面に出ていくといった機能です。すみません。ちょっと補足させて頂きました。

[入江] ありがとうございました。IBMの杉田さんお願いします。


IBMの報告

[杉田]日本IBMの杉田と申します。よろしくお願い致します。

私どもは何十年も前からずっと図書館システムに取り組んでおりまして先ほど早稲田さんから紹介がありましたようにDOBISLIBISを日本語化して紹介してと言う形できました。その後LibVisionという製品を出しまして、私は個人的にはLibVisionの開発の方に携わっておりました。LibVisionの発表からかなり経ちましたので新しい製品の話になっていましたときに、やはりこれからはZ39.50の対応が必要だろうということで、新しいシステムの名前もLVZと最後のZはZ39.50のZなんですけれども、そういったものをつくりました。と言ってもLVZの開発は弊社の中ではなく、今日はご出席いただいてないんですがメンバーには入っております新日鉄ソリューションズの方で実際の開発の方は行っております。私もZ39.50については勉強不足のところがありますのでこの会でぜひ勉強させていただくということと、何かご協力できることがありましたらメーカーとしてのご協力をさせていただきたいと思っております。LibVisionのはいっているお客様のところでいろんなご要望とか大学の図書館の将来の標準化というのはこういった形がいいのではないかといった雑談レベルで伺う機会があるのですけれども、発言する場も少ないですのでユーザーさんのご意見をご提供してみなさまのご協力できることがあればと思っております。今日うしろの方に弊社中田というものも来ておりまして、できれば二人で参加させていただければなぁと思っております。

[入江] ありがとうございました。ではあのNECの須佐見さんお願い致します。


NECの報告

[須佐見] NECの須佐見と申します。よろしくお願い致します。

私どもの方は同じく図書館システムを長くみなさまにお使いいただきまして、私どもはLICSUというシリーズで21そしてLXと、LXの方は昨今国立大学さんの方にいれさせていただいておりまして、そういったシステムでご導入させていただいております。Z39.50ということで私どもの営業の方に声をおかけいただきまして、私ども実はZ39.50への取り組みはこの中では一番遅れている後発になってしまうかもしれないのですが今後の課題として取り組んで行きたいと思っております。実は横断検索と言われる部分につきまして、ご存じの通り九州の方で、以前先ほど東工大さんの方で検討された時期と重なると思うのですけれども、Web上での横断検索というもので情報共有をしていこうと言う形で始めました。当時もZ39.50というキーワードがありながらやはり日本語の問題等でメーカーとして踏み切れなかったという事情がございます。

今回このようなバラエティーのとんだメンバーの中で私どもも是非ともご協力できればと思っておりますし、いろんな意味での標準化とそして相互協力が実際のところでできていければなぁと思っております。私どものZ39.50の方の取り組まないといいますか、なかなか踏み切れないところで業務の方のシステムを中心にやってきました。ただ業務のシステムも先ほどのILLと言われる部分等含めて業務も大学の中で滞る形ではなく相互協力をやっていかないと大学さんの方でもなかなか厳しい状況になってきております。私どもでは開かれた図書館を実現するためにできるだけ頑張っていきたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

[入江]ありがとうございました。NECさんは東大の方の作業もやられているかと思いますのでいろいろと期待しております。インフォコムさんおねがいします。


インフォコムの報告

[鳥越]インフォコム株式会社鳥越の申します。

私どもはこちらに今日いらしてる業者さんとは業務の内容が異なっておりまして、業務システムの方は持っておりません。もともと95年くらいからカナダのオープンテキスト社のオープンテキストというエンジンを扱っておりましてSGML、XMLの全文検索から始まりました。その流れの中で電子図書館というものを構築していくようになりまして電子図書館パッケージといたしましてInfoLibを販売しております。そのInfoLibパッケージの中のZ39.50パッケージといたしましてグローバルファインダーというパッケージ、先ほど内山さんの方からおっしゃっていただいたのですが、Z39.50パッケージを開発して販売しております。

このグローバルファインダーを使いまして、グローバルファインダーネットという公開サイトを行っております。こちらの方はZ39.50に関する情報検索ポータルというところで昨年度立ち上げさせて頂きました。実際、図書館さんの方に伺わせていただいて、Z39.50の実装段階に入りますとBIB1とのマッピングですとかレコードシンタックスの問題が毎回出てきます。各図書館の司書さんのかた、皆さんこだわりがございまして、マッピングの打ち合わせと表示形式の打ち合わせが一番時間をかけさせていただいているところでございます。その際、毎回確認されるのが標準はどうなのかということを皆さんまずは標準から進めていきたいとよく言われます。今のところ国内で標準と呼べるものがまだ確立していないと、その辺は試行錯誤でやらせていただいています。先日、NIIさんの方でGateWayの方が公開されましたので、今はそちらのマッピングをもとに試行錯誤させていただいている段階です。こういった研究会の中でマッピングとか返戻フォーマットの標準なものができていけば、それに合わせていくような形でぜひ協力の方をさせて頂きたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。

[入江] ありがとうございました。鳥越さんとは前にこういうことするから参加しますかときいたら、参加したいというふうに意思表示があったのでお約束で皆様の意見を聞いて標準化を進めていきたいと思いますのでご協力お願いします。松永さんお願いします。


富士通の報告

[松永]みなさん、こんにちは。富士通の松永と申します。

弊社では大学図書館パッケージを15年かけて構築してきた実績がございます。また、7年ほど前から電子図書館の研究を開始していまして、現行iLisSurfというパッケージ商品としてご提供している状況でございます。Z39.50への取り組みですが、クライアントとサーバ両方の実現をすすめておりまして、まずクライアントの機能ですがz39.50及びその他のサービスをいかに統合していくかという部分について、いろいろ工夫をこらしたものをご用意しようとしております。まだ発売開始前の状態ですのでそこまでしか言えないのですけれども、クライアントにつきましては個別開発については実績がございますがパッケージ化するためにはいろいろな標準の取り組みが重要だと思いますので、各社の枠を越えた形で標準を作りまして、そのパッケージという形で定価額なものとして、皆様にご提供できればいいなぁと考えております。

また、サーバに関しまして今現状iLiswaveという図書館パッケージを販売しておりますが、そちらはNACSISのCATベースのフォーマットをもっておりますので、そちらの方からUSMARCというかMARC21というフォーマットに如何に変換するかということに悩んでいるところであります。

また、国立情報学研究所様の現在出されております仕様を当然参考にさせていただいておりますので何卒現状出ている仕様を早めにFIXしていただいて公開していただければなぁと思っております。この会議で自分自身スキルアップしていきたいと思っておりますので今後ともよろしくお願い致します。

[入江] ありがとうございました。今いっぱい富士通さんのパッケージがはいっておりますので、安く提供して頂けると一気にZ39.50がはいるかもしれないということがありますのでよろしくお願いいたします。では宮本さんお願い致します。


リコーの報告

[宮本] リコーの宮本と申します。

私どもは図書館のパッケージとしてLIMEDIOの開発と販売をしているんですれども、3年か4年まえからプロトタイプということでZ39.50サーバのデモをしていました。その頃はUSMARCがあって、資料も図書館情報大学の安斎さんのくらいしかなかったということで、好き勝手なことをさせていただきました。最初は日本語の図書は検索しないというオプションまでつけてやっていました。洋書しか出さないとか、日本語は「*」にしちゃうとか。とにかくZ39.50のクライアントは日本語でないので、そういうのからスタートしました。資料があって、LIMEDIOのZ39.50サーバ試作版というのがあるのですけれども、この最初の1枚目は現状を言っていて、次のページからはBIB1のことが書いてあります。当時作ったものなので記憶が薄れていますが、一番右側のエントリーに qtree qualifierというのがあるのですけれども、これはLIMEDIOの検索DBの中でどこに対応するのかと、エラーコードを書いたものです。このときは随分いろいろと調べて一応それなりに穴を埋めています。今年になってNIIさんの方でCATPとZ3950ゲートウエイをやってそのMARCの仕様を元にLIMEDIOのZ39.50の仕様も同じような感じにして、この冬どこかに試験的に出そうかと思ってます。

もう一つ、Z39.50のアプレットでつくったGATEWAYをお見せしているのですが、とにかく日本語を出したいというところからスタートしています。サーバはEUCで日本を返していて、GATEWAYの方もEUCが来ることを前提に作っています。ほんと自分の土俵の中だけで動いていたので、商品として出せずにいました。こういう機会ですので、ここで勉強して、みなさんと一緒に標準化して、商品の方にフィードバックしていきたいと思っています。

以上です。

[入江] ありがとうございます。これで一応参加者のメーカのご報告を終わっていただいたのですが、何かこっち図書館でこっちメーカであんまりよくなかったかなぁと思って、打ち合わせみたいだなぁと思っているのですが、他に何かご報告等ある方いらっしゃったら挙手していただければと思います。

ないようでしたら、これで休憩にはいりたいと思います。コーヒーが届く予定です。休憩が終わりましたら、今Z39.50で一番技術的に評価していただけると思いまして、実は僕らは石田さんを呼んでいいのかということに結構悩みまして、恥ずかしいよね、って言う話があったんですが、やはりきちんとお話を聞いた方がいいのではないかということで、いかがでしょうかと声をかけましたら非常に好意的に参加していただくというお返事をいただきまして今日、時間もないのですがお話をしていただきたいと思っております。非常に長い、中身の濃いレジメになっておりますので、本当にお話をしていただくと2,3時間すぐ経っちゃいそうなのですが、残された時間も少ないので手短に要点をお話頂ければと思います。質問はもしある場合は、あとでメール等でいただければ石田さんが答えてくださるとお約束いただいておりますので論議を深められればと思っております。資料についてはホームページにあげます。


― 休憩 ―

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