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ナンバー16、2009年 目次へリンク 2009年9月30日発行
 
ハーバード大学図書館研修報告
角家 永(かどや ひさし)
メディアセンター本部係主任
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1 はじめに
 今回幸運にも1年間という長期にわたり米国ハーバード大学図書館を訪問し,そのサービスをスタッフの一員という立場から間近にみる貴重な機会を得る事ができた。ここに簡単ではあるが報告をしたい。

(1)研修概要
 今回の研修は,ハーバード大学イェンチン図書館の日本人図書館員受入プログラム(2006年からの3年間毎年1人を受入)にもとづくもので,筆者は3年目にその機会を得た。2006年度には東京大学が,2007年度には京都大学がこのプログラムに参加している。滞在期間中は,イェンチン図書館の日本語セクション(日本語資料の発注・受入,レファレンスを担当)の一員として,ハーバード大学のIDカード,ネットワークアカウントが発行され,ほぼ学内者と同じレベルで学内の各種サービスを利用することができた。またプログラムはハーバード大学ライシャワー日本研究所の後援を受け,毎月約800ドルが支給された。イェンチン図書館では,2002年から中国人図書館員の受入プログラムを実施しており,復旦大学,南京大学から同じく1年間の研修参加者が訪れていた。

(2)イェンチン図書館
 ハーバード大学の東アジア研究図書館であるイェンチン図書館は,1928年に開館,昨年ちょうど80周年を迎えた。蔵書数120万冊と北米ではLibrary of Congressに次ぐ東アジアコレクションを有する。言語別では中国語65万冊,日本語30万冊,韓国語13万冊で,その他にはベトナム,チベット,モンゴルの出版物を収集している。スタッフは約30名,日本人スタッフが8名在籍。

(3)ハーバード大学
 ハーバード大学は,1636年創立の全米で最も古い大学のひとつでアメリカ東海岸マサチューセッツ州ボストンおよびケンブリッジにそのキャンパスを構える。学士課程にあたるハーバード・カレッジと約10の大学院・プロフェッショナルスクール,その他の教育・研究部門,事務部門から構成される。学生数は約20,000人で,学部生7,000人に対し大学院生が13,000人。教員数1,900人。年間予算は約3,500億円(FY2008)(参考文献・注1)。

(4)ハーバード大学図書館

a 規模・組織
 ハーバード大学図書館は大小あわせて80を超える図書館・室の集合体で,蔵書規模は全体で約1,600万冊。スタッフ数は約1,300人。年間予算規模は人件費含めて150億円,資料購入費は約30億円に及ぶ(参考文献・注2)。大きくは次の4つの組織・館種から構成される。
 (a)Harvard University Library(HUL):図書館システムや保存書庫運用等,全体に共通する基盤サービス提供部門および各種プロジェクト。Office for Information Systems, Weiseman Preservation Center, Harvard Depository, University Archives, Open Colletion Program, Office for Scholarly Communicationなど。
 (b)Harvard College Library(以下,HCL):文理学部(Faculty of Art and Sciences)に属する約10の図書館から構成される組織。蔵書数650万冊のWidener Libraryをはじめ,学部学生用学習図書館のLamont Library,自然科学系図書館のCabot Library,貴重書Houghton Libraryなど。各図書館に共通する人事,会計,ITなどの業務をカバーするHCL Administrative Servicesをもつ。以下,図書館サービスについてはこのHCLでの事例をベースに話を進める。
 
 (c)文理学部以外の大学院・プロフェッショナルスクールそれぞれに属する図書館:HCLのような組織としてのまとまりはなく,それぞれでサービスを提供。
 (d)その他の図書館・図書室:部局,研究所,大学寮など

b 会議体
 大学図書館評議会(University Library Council:ULC)のもとに約30の委員会・ワーキンググループが階層関係をもって組織され,全体に関わる意思決定,サービスの企画立案や実施にあたっての調整が行われている。メンバーはHCLも含めた全体から選出される。この会議体の活動により1つの大学図書館としてまとまりを保っているといえる。HCLはこれとは別に館長会議(HCL Senior Manager Council)のもとに独自の会議体を組織しHCLとしての意思決定を行っている。

c 費用分担制,料金制による基盤サービスの提供
 ハーバードでは,図書館業務システムや保存書庫,資料のデジタル化といったサービスは,いずれも利用する各図書館がその運用にかかる費用を分担し,利用料金を支払うことを前提として提供されている。システム部門が提供するインフラの運用には,人件費,ソフトウェア,ハードウェアなどを含め年間約4億円が費やされているが,文理学部で65%,ロースクールで9%といったように予め決められた分担率に応じて利用機関がその費用を負担している(参考文献・注3)。さらに各図書館で新たにデジタル化した資料の保存にはDRS(Digital Repository Service)と呼ばれる共通システムが使われるが,インフラ費用とは別に1GBごとに2.5ドルが課金される。

2 カリキュラムと図書館サービス:学習支援の取り組み
 大学における図書館の役割のひとつが学習支援であるならば,そこで提供されるサービスは,その学習についての理解,授業を担当する教員との連携やカリキュラム全体および個々の授業内容や学生に与えられる課題に対する理解が必要とされる。カリキュラムを蔵書構築方針に反映する,講義要項やシラバスを読み込み,そこに示された教科書,参考資料を揃える,といったことはすでにどこでも行われているが,その先,実際の授業や学生の学習の現場により近いところで,図書館・図書館員としてどのように関与していけるのか,ハーバードではどのような取り組みが行われているか関心があった。

(1)カリキュラム
 ハーバード大学の学士課程にあたるHarvard Collegeのカリキュラムは,学生を批判的で建設的な精神をもった責任ある市民に育成することなどを目標とし,約3500のコースから構成されている。必修科目は,1)教養科目(Core/General Education 8領域から各1科目履修),2)専門科目(Concentration約40領域から1領域を選択履修),3)ライティング,4)外国語(1言語)の4つ。9月スタートの春秋2学期制で,授業時間は1回1時間,1科目週3時間が基本,学生一人あたりの学期ごとの履修科目数は4科目が標準とされている(参考文献・注4)。

(2)リーディング・ライティングの指導
 ライティングは初年次に必修プログラムが組まれ,専門スタッフにより,カリキュラムで必要とされるライティングのレベルに引き上げられる(参考文献・注5)。リーディングは正規科目としての授業は設けられていないが,Bureau of Study Councilが提供する課外授業が用意されている(参考文献・注6)。

(3)アドバイザーによる支援
 Harvard Collegeでは初年次教育への取り組みを充実させ,複数のアドバイザーによる支援体制が確立されている(参考文献・注7)。教員やスタッフが履修科目選択を中心に相談に応じるAcademic Adviser,同じ学生の立場で相談に応じる上級生アドバイザー,さらに学生が4年間を過ごす寮にも学生と共同生活を送りながら専門領域に関するアドバイスを行うアドバイザーが存在する。学生は授業履修にあたりStudy Cardと呼ばれる履修申告表を提出するが,提出にあたっては,アドバイザーと面接し確認を受けたことを証明するために,アドバイザーの署名が必要とされている。
 このようなカリキュラムや支援体制のなかで,図書館が提供するサービスは,主題専門知識をもつライブラリアンによる従来型のサービスが中心だった。

(4)リサーチライブラリアンとリエゾンサービス
 HCLにおいて実際の授業や学習の現場に最も近いところでサービスを行うのがリサーチライブラリアンである。リサーチライブラリアンはそれぞれ専門とする学問分野をもち,館内ではレファレンスデスクに立ち利用者からの相談に答えるとともに,多くがその分野に関するライブラリーリエゾンとしての役割を果たす(参考文献・注8)。リエゾンは担当する学科や研究部門をもち,主にそこに所属する教員とのコーディネーター役としての責任を果たす。担当は専門分野に関する知識とその分野における図書館員としての経験をもとに決められる。修士号などの学位は必須とはされていない。特定の学問分野以外にも,フレッシュマンセミナーなどカリキュラムに設けられたプログラムとの連携を役割とするリエゾンが存在する。授業・学習支援におけるリエゾンの主な役割は,授業と連携した情報探索に関する講習,希望者に対する個別のリサーチコンサルタント,主題別・授業別のリサーチガイドの執筆・編集で,何人かにヒアリングしたところでは,事前準備の時間も含めて個別のリサーチコンサルタントにかける時間が最も多いとのことだった。

(5)授業内での講習会
 教員とスタッフとの職制の違いや,ライティングやリーディングに関する授業はすでに専門家によるメニューが用意されているため,図書館員が担当講師となり学期を通して,情報の探索から入手,評価,さらにはその活用にまで及んで授業を行うといったところまでの取り組みは残念ながら行われていなかった。授業との関わりという点では,教員の要望にもとづき授業の一部として行われる講習会があり,何度か参加する機会を得た。講習内容は,授業で扱うテーマや実際に学生に与えられる課題にもとづき,図書館が提供するリソースの紹介とそれを使った情報の探し方を案内するというものだった。授業がどの程度進んだ段階で行うかは授業ごとに異なり,1週目や2週目など早い段階で行う授業もあれば,課題として本格的なペーパーを書く段階になって行う授業もある。講習は実習形式で行われるが実習にはあまり時間をとらず,短い時間で学習に役立つリソースの存在を認知してもらうことを目的としている。授業の一部という位置づけのなかで行われることで,学生にとっては学習支援者として図書館員を認識する機会となり,その先のサービス利用につながる効果もある。実際に,講習を受けた学生が授業で出された課題を手にレファレンスデスクに訪れ,担当した図書館員を指名して相談をもちかける光景は何度も見られた。また,こうした限られた機会でも教育に関与できる貴重な機会ととらえ,外部で主催される教育関連のプログラムに参加するなど,教育プログラムの組み立て方や教授法への関心はとても高い(参考文献・注9)。

(6)リサーチガイドと授業ウェブサイトとの連携
 情報源を主題別や授業ごとに紹介するリサーチガイドは,北米の大学図書館のウェブサイトの定番メニューで,単に情報源をリストするだけでなく,担当するライブラリアンの名前や連絡先に顔写真が掲載され,さらにはインスタントメッセンジャー(以下,IM)サービスを組込みリアルタイムでコンタクトがとれるといったように,オンライン上のレファレンスデスクとして位置づけているものも多い(参考文献・注10)。HCLでは,同様に図書館のウェブサイト上にガイドを掲載するとともに(参考文献・注11),コースマネジメントシステム上の個々の授業サイト上でもガイドの提供を行っていた。授業を履修する学生が日々アクセスする場所をサービスポイントと捉え,そこへサービスを露出し,提供可能なものは同じインターフェイス上にコンテンツとして組み込んで行くことを重要視する考えは,学内認証サービスを前提としたサービスを考える上で大変重要になる。HCLでは,ガイド以外にも,コースリザーブサービスを組み込み,オンラインでフルテキストが利用可能なものは授業サイト内からの直接アクセスを実現していた。

3 サービスへのウェブ技術の活用

(1)サービス事例:チャットレファレンス
 北米の大学図書館のオンラインサービスでは定番ともいえるIMによるレファレンスサービスだが,HCLでは,リサーチガイド上でのテスト,スクーリング生への先行トライアルを経て,ようやく昨年9月の新学期から正式サービスとしてスタートした。サービス時間帯は,学期期間中の日〜木15:00から21:00まで。Widner,Lamont,Cabotのレファレンス担当者が約2時間ごとにシフトを組み交代で対応にあたっていた。小規模でのトライアルや,ウェブ上で無料で利用出来るシステムの採用,システムに不足するログの管理機能は既存のメーリングリストを利用するなど,まずはできるところから導入に負担のかからない仕組みを利用してサービスをスタートさせている。サービスとしてはあくまでもオンラインでの問い合わせチャネルのひとつ,クイックレファレンス向けという位置づけで,質問が複雑な場合や,回答に時間を要する場合などはすぐに電子メールなど他の手段でのやりとりに切り替えていた。認知度が低いこともあり,質問は週に15件程度とまだまだ少なかった。OPACや授業サイトなど利用者が頻繁に訪れる場所にサービスを組み込むことで利用は伸びるだろうが,利用システムも含め現状の体制で対応できるかが課題になる。

(2)サービスの企画,啓蒙,実践支援を行う部署の存在
 HCLは,こうしたテクノロジーのサービスへの活用を推進・支援する部署として,昨年スタッフ2名からなるResearch & Learning Technologyを新設した。担当スタッフは,学外で開催される会議へ積極的に出席し情報収集に務めながら,学内では授業内での講習会など教育機会をもつ図書館員へのコンサルテーション,テクノロジーを活用した新たなサービスの企画・立案,を主な業務とする。また,啓蒙活動として,Plug&Playと題したセッションを定期的に開催,毎回サービスに応用できるテクノロジーやサービスをひとつ取り上げ,学内での実践例をその担当者を招いて紹介を行っていた。セッションは毎回好評で,会場はいつも満席だった。さらに,この事例紹介のセッションと連動する形で,必要となるソフトウェアの使い方を実際に指導する講習会をあわせて企画,開催していた。
 学内では,Derek Bok CenterとAcademic Technology Groupの主催で,Web Pedagogiesと題した,授業におけるウェブ技術等の活用に関するセミナー(参考文献・注12)が毎月開催され,図書館からも関心をもつスタッフが多数参加していた。
 こうした取り組みの背景には,デジタルネイティブといった言葉で表現される,デジタルメディアとネットワークが当たり前に存在する世界で育ってきた世代の学生を自分たちは今相手にしていること,そうした学生たちが求めるサービスとは,授業とは何か,そのために自分たちはどう変わらなくてはならないかという強い問題意識がある。

4 ハーバードにおけるデジタル化
 ハーバードでは,いまから約10年前の1998年にデジタル図書館構築を目的にLibrary Digital Initiative(以下,LDI)プロジェクトが発足,大学から5年間で12億円の資金提供を受けコレクションのデジタル化が本格的にスタートした(参考文献・注13)。LDIでは,単に資料をデジタル化するだけでなく,将来デジタルコレクションの利用が学習研究において日常的に行われることを見越し,紙媒体資料と同様にデジタル化された資料を管理・提供できるよう,1)サービス基盤としての保存・発見・配信システムの開発,2)最適なデジタルフォーマットへの複製,対象資料や用途に適したメタデータ作成等,デジタル図書館サービスに必要とされるスキルと経験をもつ専門的な人材の育成がセットで考えられている。デジタル化対象資料の選定は公募にもとづいて行われ,これまでに約50のコレクションがデジタル化され,公開されている。先に述べたように大規模な初期投資を行い基盤整備が行われた後は,利用機関が人件費も含めた運用費用を分担することで基盤が維持されている。
 2002年からは新たなデジタル化プロジェクトとしてOpen Collection Programがスタートした(参考文献・注14)。こちらはLDIとは異なり外部からの資金援助により運営されている。デジタル化資料の選定も公募制をとったLDIに対し,「合衆国への移住」「伝染病」「女性と労働」といった毎回統一したテーマを決め,そのもとに学内の図書館・美術館・博物館から関連するコレクションを収集しデジタル化,ウェブ上でひとつのコレクション群として提供するというデジタルだからこそできるアプローチをとっている。
 このほかにも,各図書館が主体となり自館所蔵コレクションのデジタル化が行われ,こちらは各図書館が費用に責任をもつ。またこうしたプロジェクトとは別に,保存状態に問題のある資料は,保存修復担当が確認の上,プロジェクトに関係なく必要に応じて随時デジタル化が行われている(参考文献・注15)。
 デジタル化の取り組みは,システム開発・運用部門(Office for Information Systems(OIS)),プロジェクト管理部門(Open Collection Program, Digital Library Project(OIS)),デジタル化部門(HCL Imaging Services),資料状態評価・保存修復部門(Weiseman Preservation Center, HCL Conservation Services),価値評価・選定(各コレクション責任者,キュレーター)と,それぞれに属する専門知識とスキルをもったスタッフとその間で調整役を果たすスタッフにより支えられている。
 2006年からLDIは対象をボーンデジタルのアーカイブに移し,最初のプロジェクトとしてウェブアーカイビングが開始されている(参考文献・注16)。コレクションの1つはライシャワー日本研究所が主体となり収集する日本の憲法改正論議に関するウェブアーカイブで,昨年末から一般公開されている。

5 おわりに
 以上,簡単ではあるが研修を通じて知り得たハーバード大学図書館のサービスについて報告させていただいた。最後に今回の訪問でお世話になったイェンチン図書館長のJames Cheng氏,マクヴェイ山田久仁子氏ほかイェンチン図書館スタッフの皆様,レファレンスデスクでの研修を快く引き受けてくださったWidener LibraryのJoe Bourneuf氏,Lamont LibraryのSusan Gilroy氏にこの場を借りてお礼を申し上げる。また,今回1年間もの長期の間,海外での貴重な経験の時間をくださったメディアセンターのスタッフの皆様にも感謝申し上げる。

参考文献・注
1)Harvard University Fact Book.(online),available from <http://www.provost.harvard.edu/institutional_resea
rch/factbook.php
>,(accessed 2009-07-22).
2)Harvard University Library Annual Report 2006-2007.(online),available from <http://publications.hul.harvard.edu/ar0607/>,(accessed 2009-07-22).
3)Library Systems Fees & Assessments FY 2009.(online),available from <http://hul.harvard.edu/ois/about/assessment.html>,(accessed 2009-07-22).
4)FAS Handbook for Students.(online),available from <http://webdocs.registrar.fas.harvard.edu/ugrad_han
dbook/current/
>,(accessed 2009-07-22).
5)Harvard College Writing Program.(online),available from <http://isites.harvard.edu/icb/icb.do?keyword=k2410
1&tabgroupid=icb.tabgroup69166
>,(accessed 2009-07-22).
6)Harvard Course in Reading and Study Strategies.(online),available from <http://bsc.harvard.edu/rc.html>,(accessed 2009-07-22).
7)ハーバード大学における初年次教育プログラムについては以下に詳しい.
国際標準の学部初年次教育実現へ向けて:教員・職員・学生の新しい連携の形:海外先進教育実践支援プログラム国際シンポジウム資料集.東京,東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教養教育開発機構,2007, p.60.
8)Research Contacts and Library Liaisons.(online),available from <http://hcl.harvard.edu/research/contacts/index.cfm>,(accessed 2009-07-22).
9)Matz and McKeigue Selected for ACRL's Intentional Teacher Program.(online),available from <http://hcl.harvard.edu/news/articles/2008/mckeigue
_matz.cfm
>,(accessed 2009-07-22).
10)Boston University Libraries. LibGuides@BC.(online),available from <http://libguides.bc.edu/>,(accessed 2009-07-22),など.
11)Research Guides.(online),available from <http://hcl.harvard.edu/research/guides/index.cfm>,(accessed 2009-07-22).
12)Web Pedagoies Seminar.(online),available from <http://isites.harvard.edu/icb/icb.do?keyword=k1985
&pageid=icb.page29712
>,(accessed 2009-07-22).
13)Library Digital Initiative.(online),available from <http://hul.harvard.edu/ois/ldi/>,(accessed 2009-07-22).
14)Open Collection Program.(online),available from <http://ocp.hul.harvard.edu/>,(accessed 2009-07-22).
15)この他,Google Books Library Projectに開始当初から参加。パブリックドメインにある蔵書数十万冊が提供されている。また,学内所属者への直接提供サービスとして,リクエストに応じてデジタルファイルを提供するScan and Deliverサービスを2009年5月より開始している。Harvard Libraries Launce Scan and Deliver Service.(online),available from <http://hcl.harvard.edu/news/articles/2009/scan_and
_deliver.cfm
>,(accessed 2009-07-22).
16)WAX.(online),available from <http://wax.lib.harvard.edu/collections/home.do>,(accessed 2009-07-22).

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