MLAの連携「デジタルへの実践と課題」
デジタル化における著作権、保存、流通、利用を実践から考える
11月18日14:00-17:40
慶應義塾大学東館8階会議室
ミュージアム、アーカイブ、ライブラリーの連携を考えるため、2006年、2007年と、2年続けてワークショップを開催してきた。
MLA2006ワークショップでは、3つの異なる組織が、インターネットの爆発的な普及とデジタル化の急激な進展の中で連携を進める意味は大きいということを確認し、
MLA2007ワークショップでは、多様な連携の可能性や問題を具体的に提起し、連携を更に進めていくため、
デジタルアーカイブフォーラム(DAF)設立の提案を行った。
この成果を受けて、MLA2008では、紙のデジタルに焦点をあて、その取組みや現状を報告するだけではなく、実践から生まれてくる成果や課題、新たな挑戦などを取り上げ、今後の連携を更に深めていくための契機としていきたい。
デジタル化された資料の公開に伴う著作権と、デジタルデータの長期保存は最大の課題となっており、それ以外にも、コスト、技術、組織など多くの課題が山積みとなっている。
このような中で、本ワークショップはMLAの新しい連携の可能性を考える意見交換の場として活用していただきたい。
終了しました。
14:00-14:20 | 「デジタル・ネット時代の大学図書館:慶應義塾のデジタル化事業」 慶應義塾大学メディアセンター所長 杉山伸也 |
14:20-15:00 | 「Digitization among MLA – Emerging examples and challenges」 OCLC RLG Programs vice-president James Michalko (日本語通訳あり) |
15:00-15:30 | 「国会図書館の資料デジタル化:課題と展望」 国会図書館 総務部企画課電子情報企画室長 田中久徳 |
15:30-16:00 | 「日本におけるデジタル・アーカイブズの紹介: 国立公文書館並びにアジア歴史資料センターの取組み」 国立公文書館理事 高山正也 |
16:00-16:30 | 「東京国立博物館における資料デジタル化」 東京国立博物館 学芸企画部博物館情報課情報管理室 村田良二 |
16:30-16:45 | 「日本におけるアーカイブズ総合目録の構築」 国文学研究資料館 五島敏芳 |
16:45-17:15 | 「慶應義塾大学メディアセンターにおけるデジタルへの取組み」 慶應義塾大学メデイアセンター本部 入江伸 「出版コンテンツのデジタル化 現状と可能性」 日本出版販売株式会社 小幡祥文 亀井理恵 |
17:15-17:20 | 「デジタルアーカイブフォーラム活動報告」 入江伸 |
17:20-17:40 | 意見交換 |
ワークショップ終了後に簡単な懇親会を予定しております。
(会費2,000円)
主催:デジタルアーカイブフォーラム
慶應義塾大学メディアセンター
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参加申し込みの方法
件名に [ 20081118 MLA WS 参加申し込み ]
と記載し、氏名、所属機関、懇親会(参加 不参加)を記載の上、
irie[at]lib.keio.ac.jp へお送りください。