学術書をデジタルで読もう

電子学術書利用実験終了のお知らせ

 2010年12月に開始した電子学術書利用実験および8大学による電子学術書共同利用実験は、2014年3月をもちまして終了いたしました。
 ご協力いただきました関係各位に厚く御礼申し上げます。

2013年3月25日公開シンポジウムの開催

 3月25日(月)、大学図書館電子学術書共同利用実験(事務局:慶應義塾大学メディアセンター)
は、「共同実験の意義とその先にあるもの」をテーマとする公開シンポジウムを開催し、本年度の成果報告を行います。
 シンポジウムの前半では、共同実験に参加している慶應義塾大学、神戸大学、名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学、福井大学より、今年度の活動内容と実施した利用実験の成果報告を行います。
 また、複数大学でシステムを共同利用するために行った「複数の個人認証システム」への対応などの技術面での報告も行います。
 シンポジウムの後半では討論会を行います。大学図書館と専門出版社が登壇し、現時点で専門出版社が考える電子学術書サービスの検討や実現に向けた課題の洗い出しを行い、今後にどのように結びつけていくかについて討論します。

日 時:2013年3月25日(月)13:30-17:00(開場 13:00)
場 所:慶應義塾大学三田キャンパス東館6階
アクセス: http://www1.gsec.keio.ac.jp/text/about_access.php
定 員:100名
参加費:無料

電子ブックアプリBookLooper一時停止(12/4-6)のお知らせ

電子ブック閲覧アプリ「BookLooper」 はサーバ移行作業の為、下記日程で一時停止いたします。

【サーバ移行期間】
 開始 12月4日 9:00
 終了 12月6日 18:00
 
※移行期間中につけたマーカーや付箋機能は、保存・移行されませんのでご注意ください。

アカデミック・スキルズ授業でのモニター実験

日吉キャンパス授業「アカデミック・スキルズⅠ」(2012年春学期)の履修学生を対象に、
モニター実験およびWebアンケート調査を行いました。
アンケート結果は、下記【Webアンケート調査】リンクからご参照ください。

【実験環境】
 第三期モニター実験時と同様の機能

【履修学生向け説明】
 2012年5月11日 16:30-17:00 来往舎101教室

【Webアンケート調査】
 実施期間:2012年7月3~9日
 アカデミック・スキルズ授業モニターアンケート結果概要(pdf)

第三期モニター実験

第三期モニター利用実験(2011年11月17日~2012年2月10日)の
学生モニターを対象とした、Webアンケート調査結果を公開しました。
集計結果は、下記【Webアンケート調査】項目内「第三期モニターアンケート結果概要」を参照ください。

【第三期利用実験】
 第二期利用実験後にアップデートされた機能、新機能の評価を行うとともに、蔵書検索システムとの連携を実施。

【学生モニター向け説明会】
 2011年11月17日 18:15-19:00 理工学メディアセンター内
 2011年11月18日 15:00-16:15 日吉メディアセンター内

【Webアンケート調査】
 実施期間:2011年12月26日~2012年1月5日
第三期モニターアンケート結果概要 (pdf)

【グループインタビュー】
 実施期間:2012年2月1~3,9~10日(5日間)
 理工学メディアセンターにおいて、グループインタビューを実施しました。

2012年3月12日公開シンポジウムの開催

 3月12日(月)、慶應義塾大学メディアセンター(図書館)は、「大学図書館改革と電子書籍」をテーマとする公開シンポジウムを大学出版部協会との共催で開催し、本学が2010年4月から国内学術書出版社等と連携して進めてきた「電子学術書利用実験プロジェクト」の成果報告を行います。
 シンポジウムでは、電子化する書籍の選定と権利処理、作成(電子化作業)・管理・配信システム、利用実験に関する報告のほかに、実験に参加した学生と出版社との対話や、「大学図書館改革と電子書籍」をテーマとするディスカッションも行います。また、実験システムの展示も予定しております。

日 時:2012年3月12日(月) 13:30-17:30 (受付開始 13:00)
場 所:慶應義塾大学三田キャンパス東館6階
  アクセス http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
定 員:受付終了 ※3月8日の午前までにお申し込みいただいた分は受付済です
参加費:無料

詳しくは以下をご覧ください。

第二期モニター実験

第二期モニター利用実験(2011年5月17日~7月31日)の
モニターを対象とした、Webアンケート調査結果を集計しました。
集計結果は、下記【Webアンケート調査】項目内「第二期モニターアンケート結果概要」を参照ください。

【学生モニター向け説明会】
 5月17日(火)18:15-19:00 理工学メディアセンター内
 5月18日(水)18:15-19:00 日吉メディアセンター内

【Webアンケート調査】
 実施期間:2011年7月3日~14日
 第二期モニターアンケート結果概要 (pdf)

【グループインタビュー】
 実施期間:2011年7月22日~29日
 Webアンケート調査と並行して、理工学メディアセンターに於いて
 グループインタビューを実施し、生のご意見をお聞きしました。

グループインタビューの様子

第一期モニター実験

2010年12月15日から2011年3月までを実験期間とした、第一期パイロット実験が終了しました。
パイロット実験は、システム機能、電子学術書への要望を中心とした、本実験までの準備調査と位置づけ、以下の調査を行いました。

パイロット実験期間:2010年12月15日~2011年3月31日
端末数:貸出iPad41台、所有iPad11台

【学生モニター向け一次説明会】
 2010年12月20日(月)18:10~19:10 理工学メディアセンター内 
 2010年12月21日(火)18:10~19:10 日吉メディアセンター内

【学生モニター向け二次説明会】
 2011年2月4日(金)15:00~16:00 理工学メディアセンター内
 2011年2月7日(月)15:00~16:00 日吉メディアセンター内

【アンケート調査の実施】
 調査期間: 2011年2月28日(月)~3月31日(木)
 学生モニターを対象として電子化されたコンテンツの実際の使用感利便性 、電子学術書への期待、要望についてWebアンケート調査を行いました。

アンケート集計結果(PDF)

第一次学生モニター説明会の開催(2010/12/20、21)

応募のあった430人から第一次モニターに選ばれた25人に対する説明会を実施いたしました。説明会では、プロジェクトの目的、モニター内容の説明を行った後に、学生モニターには本プロジェクトの電子書籍「アプリ」がインストールされたiPadが貸与されました。初めてiPadに触る学生モニターもいましたが、さっそく電子書籍端末による「読書」を体験しました。

モニター終了(2011年2月28日)までの間に、他の電子書籍サービスも体験し、本プロジェクトの電子書籍システムとの使用感の違いなどの比較を行っていきます。アンケートやインタビューを通して、現役大学生の意見として収集いたします。

開催日時:

  • 2010年12月20日(月) 18:10~19:10 理工学メディアセンター内 
  • 2010年12月21日(火) 18:10~19:10 日吉メディアセンター内

読書端末と配布資料

説明会の様子

電子学術書利用実験プロジェクトの開始(2010/12/15)

2010年12月15日(水)より電子学術書利用実験プロジェクトを開始いたしました。
2010年12月15日(水)~2011年2月28日(月)をパイロット実験期間とし、
システム機能の調査、電子学術書への要望調査、本実験までの準備調査を主な目的とします。

公募いたしました「学生モニター」への電子書籍端末(iPad)の貸与ならびに説明会を以下の日程で行います。

  • 12/20(月)18:10~ 理工学メディアセンター
  • 12/21(火)18:10~ 日吉メディアセンター

連絡を差し上げた学生モニターの方は、指定の時間と場所にお集まりください。
実験の目的や協力いただく内容、貸与端末や電子書籍アプリの使い方等について説明いたします。
実験参加手続き後に、電子書籍端末の貸与を行います。

プロジェクトの目的

  慶應義塾大学メディアセンター(図書館)では、このたび学術・専門書のデジタル化と特定利用者への提供を試みる実験プロジェクトを立ち上げました。

  最近はさまざまな電子書籍が作成・提供されるようになり、また読書端末の開発も進んでいます。しかし、その多くは一般書やマンガを一般の人びとに提供するもので、電子形態の学術・専門書を大学図書館を通じて学生や研究者に提供することについては、日本の書籍ではまだほとんどおこなわれていませんし、具体的な提供方法等の検討も進んでいません。

  本プロジェクトは、出版社等との協力により学術・専門書をデジタル化し、メディアセンター(図書館)を通じてさまざまな方法で学生・教職員に提供してその反応を見ることにより、今後の学術・専門書の提供方法、さらには学術・専門書をデジタル化し大学図書館を通じて提供する際の関連諸課題に関して示唆を得ることを目的としています。提供する電子書籍は図書館でよく利用されるものを主として想定しているため、必ずしも新刊書ではありません。

本プロジェクトは次のような点を特色としています。

● コラボレーション
 - 出版社等と協同して、学生・教職員のために商品を開発します